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2016.10.20 ブログ

【管理栄養士コラム】美容栄養について

肌と栄養、食事について

 

管理栄養士 水澤 美菜子

 

 

美肌のために何を選びますか?

 

「肌トラブルを改善し美肌になりたい!」そのために皆さんは何を選びますか?

 

サプリメント、美容液、野菜をたくさん食べる・・・

 

美肌に良いとされる成分や栄養をたっぷり摂ることで、

 

改善することもありますが、取り入れ方を間違うと、改善しないどころか悪化してくることも。

 

実は、そんな間違いをしていたのがかつての私です。

 

20歳前後、管理栄養士を目指して栄養学を学んでいるはずの私は、なかなかニキビが治らない・・

 

という悩みを抱えていました。

 

 

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肌に関する情報に振り回されていました

 

調べると、ニキビは油分の多い食事が原因になりやすい。

 

そのため、揚げ物やチョコレート、ナッツ類、油の多い肉はなるべく食べないようにしていました。

 

反対に、美容のために摂ると良いと言われる、野菜、大豆製品、果物、ヨーグルトなどをせっせと食べていました。

 

美肌と言えば「コラーゲン」を補給したほうが良いのでは・・とコラーゲンドリンクやサプリメントを試したこともありました。

 

その結果、健康的に見える食事をしているのに、なぜかニキビは一向に治らない。

 

治っても次々できるので、ニキビ跡も気になる・・・という状態のままだったのです。

 

極端な食べ方で、栄養が偏る

 

たんぱく質を大豆製品に頼りすぎていたため、肉や魚、卵などの動物性たんぱく質を食べる量が少なくなっていました。

 

そのため、軽度の貧血になっていました。

 

貧血であるということは、酸素が細胞に行きわたりにくく、新陳代謝が悪くなってしまいます。

 

血行も良くないため、乾燥しやすく老廃物が溜まりやすくなり、ニキビが治りにくい環境になっていたのです。

 

また、ビタミン豊富な野菜はたくさん食べれば食べるほど良いと信じ、野菜料理を毎食たっぷり食べました。

 

野菜に多く含まれる食物繊維は腸を健康に保つため、血糖値やコレステロール値を正常に保つために必要な成分です。

 

しかし、摂りすぎるとビタミンやミネラルの吸収を妨げてしまったり、便の水分が減ってしまい便が硬くなり便秘になることもあります。

 

私はまさにこの状態だったのです。野菜や玄米ご飯を好んで食べていた(体に良いものを食べていると思っていた)のに、

 

常に便秘がちになり、腸内環境が悪くニキビが出来やすくなる条件がまたひとつ揃ってしまったのです。

 

 

サプリメント、機能性成分は食事をバランスよく摂ってから

 

私が、美肌効果を求めて飲んでいた「コラーゲン」ですが、原料は豚や魚の皮など。

 

つまり、動物性のたんぱく質です。食事では肉や魚など動物性のたんぱく質を減らして大豆製品ばかり食べていたのに、

 

サプリメントとして動物性のものを摂りいれていたという、おかしな食べ方になっていました。

 

それに気づくことができ、コラーゲンは一旦やめ、動物性のたんぱく質も適度に食べることを意識するようになりました。

 

コラーゲンについては国立健康・栄養研究所が、“コラーゲンに頼ることで、

 

摂り入れるアミノ酸のバランスに偏りが出る可能性がある”としています。

 

また、“肌や関節のためにコラーゲン食品を食べることは)「コラーゲンの材料であるアミノ酸を食べた」ことにはなりますが、

 

そのアミノ酸が再び体内でコラーゲンに再合成されるかどうか、

 

また、再合成に利用される場合であっても、「顔の皮膚」「膝の関節」等という「期待する特定の部位」で

 

再合成が行われるかどうかは、定かではないと考えられる”としています。

 

コラーゲンは肌にとって万能、それだけを摂っていれば良いという訳ではなく、

 

肉や魚や卵などのたんぱく質も摂った上で強化する形での摂取が望ましいのです。

 

 

自分が食べているものを見直すことから

 

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サプリメントや栄養補助食品のパッケージには、

 

「食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。」と記載されています。

 

私も「体に良さそうなもの」に頼り、「摂り過ぎ」「栄養の偏り」という失敗を経験したからこそ、

 

基本となる食事のバランスの大切さを実感しています。現在はニキビや乾燥肌、貧血も改善しました。

 

美肌や健康のためには、急がば回れ、でご自分の食事を振り返ってみましょう。

 

 

 

参考文献

独立行政法人 国立健康・栄養研究所

「健康食品」の安全性・有効性情報

 

http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail2204.html

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